項目名 | 詳細 |
---|---|
洗濯機 | 不可 |
手洗い | 可 |
佐々木大輔
ささき・だいすけ
[freee株式会社ceo]
1980年生まれ。東京都出身。一橋大学商学部卒。専攻はデータサイエンス。博報堂、投資ファンドclsaキャピタルパートナーズでの投資アナリストを経て、レコメンドエンジンのスタートアップalbertにてcfoと新規レコメンドエンジンの開発を兼任。2008年グーグル入社、日本およびアジア・パシフィック地域での中小企業向けマーケティングチームを統括。12年7月freee株式会社設立。日経ビジネス「2013年日本のイノベーター30人」「2014年日本の主役100人」、forbes japan「2016、2017、2019 日本の起業家best10」に選出
人が集まる「ムーブメント型組織」の秘密~間違いだらけの働き方改革、そろそろ「本質」を語ろう~
「働き方改革」が叫ばれるものの、具体的にどうしたらいいかわからないという企業関係者は多い。企業が真の意味で「働き方改革」を成し遂げるためには、どんな組織づくりが必要なのか。クラウド会計サービスで成長を続け、独自目線の働き方改革でも注目されるfreee株式会社の佐々木大輔ceoが、自身の「働き方哲学」を産んだ過去の実体験やエピソードを基に、強い組織づくりの極意を説く。
今や「外向的だからリーダーに向く。内向的だからリーダーには向かない」などという時代ではない。時代の変化によってむしろ、物静かな内向的なリーダーの活かし方や内向的な人たちを束ねるリーダーシップに注目が集まっている。これからの時代の「強い組織づくり」について考える連載企画。第2回は、次世代組織を引っ張る「リーダー論」について考えたい。(freee株式会社ceo 佐々木大輔)
グーグルにいた、とある物静かなリーダーが、あるときチームメンバーにこう言った。
「私にこういうことを聞けば 、こういう角度からこういうアドバイスを返します。だから、私のことはこういう風に使いなさい」
そしてその人は、マネジャーである自身の取扱説明書をメンバーに配った。
「私はチームをこう使う」ではなく、「私をこう使え」。そうすることでメンバーの持てる力を最大化し、チームがベストのパフォーマンスを発揮できるから――。マネジメント手法としては独特なスタイルだが、ちゃんと結果も出してきた。これは、グーグルのあるエンジニアマネジャーの逸話である。
これからの時代に、リーダーに最も求められるもの。僕はそれを「影響力」だと理解している。
経営者であれマネジャーであれ、チームリーダーであれ、同じことである。目標を立て、目標に向かって皆をまとめ、熱狂やムーブメントをまず社内で生み出していく。そうした影響力を発揮できるのが、優れたリーダーの条件だ。影響力さえしっかり発揮できるのであれば、どんなタイプのリーダーでもかまわない。
リーダーと言えば、いわゆる「俺についてこい」タイプの、声が大きくてぐいぐい引っ張っていく、昔ながらのリーダー像をイメージする人は、まだ多いかもしれない。確かにこれまで世間では、どちらかと言えば「外向的に育たないと出世できない、影響力も小さい」と考えられてきたかもしれない。
あなたにおすすめ
アクセスランキング
ハーバードの日本史の授業は韓国人留学生の認識をどう変えたか
韓国文大統領の支持率が急降下、政権の末期症状を元駐韓大使が解説
韓国・文大統領が日本に報復できない理由、元駐韓大使が解説
韓国大統領の有力候補、ソウル市長が自殺に追い込まれた本当の理由
定年後の生活を後悔しないため、50歳から始める人脈・人望・スキル作り
トヨタ・ヤリスクロス誕生!ベールを脱いだその姿と迎え撃つライバルたち
山中伸弥教授「コロナ死者10万人も」発言に見る政策立案の機能不全
韓国・文大統領が「反日政策への依存」をますます高めそうな理由
言葉を理解できない大学生が増加、今の教育では対処できない理由
韓国・文大統領が日本に報復できない理由、元駐韓大使が解説
最新記事
コロナ倒産回避マニュアル、「補助金・減税・融資」3点セットの使い倒し方
損保専業代理店に「待ったなし」の統廃合圧力、迫り来る大手損保
米国muji破綻を招いた「無印良品3つの弱点」
コロナ後の脅威はインフレよりデフレ、
医師3300人調査で見えた20年後の医師像「診断・治療はaiに任せコンサル業に」